2018年6月19日 第11回自民党政務調査会二輪車問題対策PT

第11回自民党 政務調査会 政務調査会 二輪車問題対策PT

6月19日(火)午前10 時より自民党本部において「自民党政務調査会二輪車問題対策プロジェクトチームの第11回会合」が開催された。
冒頭、逢沢一郎PT座長より挨拶が行われた後、三原じゅん子PT事務局長の進行により開催された。

今回 は、「二輪車の高速道路料金適正化( 2018 ツーリングプラの中間報告)」 と「小型限定普通二輪(125cc) 免許取得時の負担軽減」 に対する各省庁からの報告と質疑 が行われた。

◇逢沢一郎 PT 座長挨拶
会期末までもういよいよというころで本日出席いただ国交省、警察庁、業界関係の皆様には御礼申し上げる 。毎月開催を原則ているPT ではその時々課題について向き合い、共通認識を深め対応の方法を導き出してくことを原則して運営してきた。国会閉会中の在り方につ いては先生方と相談したいと思う。 平素より二輪車を国民の皆様に、より便利に使っていただく、また、見直して再評価していただく状況を作り出していきた。
毎年開 催されるBLFは、回を重ねるごとにその成果も明らかなっている。今年は初めて東北で開催されると聞いる。大いに盛り上がっいき震災復興につながることを期待している。
本年度のツーリングプラは、昨年度に比べ充実した内容になっている。  我々が考える以上にバイク愛好家に評価を頂いている。いろいろなところで声をかけられる機会も増えた。このツーリングプラ様々な成果を最終的に高速道路料金の適正化繋げていくことが肝心なところ。各エリアでのツーリングプランから生み出されるデータをしっかりと受け止めて分析して最終的な我々のゴールに繋げていくことが最も肝要。そのことを念頭に置いてツーリングプランを活かしていくことを大切にしていきたい。
また、警察庁にはご協力頂いて、125ccの二輪車免許取得時の負担軽減について積極的にご対応頂いたことをあらためて感謝した

二輪車の高速道路料金の料金適正化(2018ツーリングプランの中間報告)について
国土交通省道路局高速道路課並びにNEXCO各社より次のような説明が述べられた。
4月27日から開始した2018年度ツーリングプラン全13コースの申し込み状況について説明があり、昨年は首都圏のみで約5か月5万件だったのに対し、今回は1ヶ月で2.2万件と好調な滑り出しだと思う。
各先生方より次のような意見が述べられた。
北海道地区のツーリングプランの検討をお願いしたい。
ツーリングプランとフェリーとの連携プランも検討願いたい。
二輪車ETCの価格が高いので助成を行い普及拡大をお願いしたい。
ツーリングプランを開始してからの高速道路における二輪車の事故とドライバーからの苦情を集計してもらいたい。
国土交通省高速道路課より次の回答が述べられた。
今回のツーリングプランの4つのエリアでバイクのシェアが7割ということで実施した。今回の結果・データを踏まえて、今後の全国展開については先生方、業界関係者の方々と相談させていただきたい。
フェリーとの連携については、各フェリー会社と共同できないか協議をしていきたいと考えている。
ETC車載器の助成については昨年実施しているが、今年は未だできていない。引き続き、高速道路会社や地方道路会社等とも相談して助成を検討していきたい。

小型限定普通二輪(125cc)免許取得時の負担軽減
警察庁交通局運転免許課よりつぎの説明が述べられた。
AT小型限定普通二輪免許に係る1日の技能教習時間の上限等の見直しについて、6/11道路交通法施行規制(内閣府令)が公布され、7/11から施行られる。
各先生方からは次のような意見が述べられて。
今回の軽減で全国的に教習所での対応に差が出ない様にお願いしたい。また免許が取得しやすくなることにより今後125ccが増えてくると思う。二輪車の需要が大きく減少したのは駐車違反の取り締まりが大きな要因であった。125ccは原付よりも少し大きいものでもう一度、駐車場問題をきちんと整理していただきたい。
バイクの免許をとろうという方も増えてきて負担軽減は有用ではあると思うが、あまりレベルが下がらぬよう、実質的な技能の向上を合わせてしっかりと普及させていただくことをお願いしたい。
自転車とか交通ルールを守っていない人たちが増えてきている。高校生のバイク免許を所得させないように各都道府県で指導していきたいと認識しているが、バイクに乗る、乗らないにかかわらず免許を取得させることにより、交通ルールを勉強していただくことが必要だと思うので、免許を取得し交通安全教育を行うことをよろしくお願いしたい。
先日、文部科学部会で3ない運動の話をした。業界関係者の努力の中で群馬県、埼玉県の教育委員会からも直接話を聞いた。文部科学省に全国の教育委員会にその取り組みを周知してほしいとの依頼したところ、先週末、全国の教育委員会の安全担当会議(47都道府県の教育委員会と20政令市の教育委員会による会議)で群馬県、埼玉県の取り組みを周知したという報告を頂いたので、業界の皆様にはそれを踏まえて各地域で安全をきっかけとしたバイクに乗るきっかけづくりに是非取り組んでいただくようお願いしたい。
警察庁交通局運転免許課より次の回答が述べられた。
免許取得希望者が取得できるように、法令の制限を上回るような指導は控えるよう、全国の都道府県警察に指示をしている。これからもよく見ていきたい。
駐車場や駐車規制の在り方についてhさ前回のPTでも議論して頂いた。この問題については関係省庁、自治体と連携して対応していきたい。別のセクションになるがそのように対応したい。
免許取得者のレベルについては、パブコメを実施した際にも、急いで免許を取得することによりレベルが低下しないかという懸念もあったが、これまでと同じ形で確保できるよう、これからも努めていきたい。
高校生や自転車ユーザーにとっても交通ルール順守することは大切である。警察庁としても高校生への交通指導をしているが、3ない運動については、各県の学校の取り組みということだと思うので、文科省で取り組みを進めるものと思う。

最後に、逢沢座長より次の挨拶が述べられて後閉会となった。
各県の教育委員会の対応について、文部科学部会の立場から注意を払っていただいているが、任せきりにならないように、我々も関心を持ちたい。先生方も地元の教育委員会や自治体単位でどのような状況になっているのか、是非問い合わせ頂き埼玉、群馬の取り組みと乖離があるようであれば、文科省の適切な指導あるいは協力を頂きながら全体の平準化に汗をかかなければならない。私も岡山の状況を勉強したいと思う。
何のためにPTや超党派の議連をやっているか、それは新しいバイク文化、具体的には日本の市場において新車販売100万台という大きな目標を揚げているので、言っているだけではなく目標に近づくための条件、体制を整えていく。本気で取り組んでいかなければならない。125cc免許の成果が表れれば駐車場の問題があらためてクローズアップされるというご指摘も頂いた。そういうことにも留意して、四輪の駐車場はあるがバイクはない。差を縮めていくために国交省、総務省も努力していただいている。
実効性を確保していくことが本当に大切であろうと思う。
二輪車も国際的な環境基準に向き合う対応をしていかなければならない。次回はそういうテーマにおいても認識しておかなくてはならない。環境基準をクリアしながらどう競争力のあるバイクを世界のマーケットに出していくか、非常に重いテーマなのでしっかりと取り組んでいきたい。
最近はアシスト付き自転車がかなり出てきた。免許も駐車違反もない。原付とアシスト付き自転車は競走する状況があると思うが、その辺りのことを我々としてどう認識していったらいいのか、決して小さな問題ではない。
次回以降のテーマに取り上げていきたい。
我々の取り組みの延長線上のところに、場合によってはETC搭載車については常時0.5という状況を確保する。理屈の整理がされなければならないが、そのことを実現するためにはどういうハードルを乗り越えたら国民的な合意を得られるのか。政治も行政も関係者もそういう手順で整理をすることも大切だろうと思う。まだまだ二輪車ETCは割高で普及も四輪に比べて低い。二輪車の大半がETC搭載車となる事が望ましい。二輪車料金所の手間を考えると、1:0.8:0.5という大きなゴールに着実に向かって前進していくことに努力していきたい。
新車販売100万台に向けてPTとして努力していきたい。

(PT出席国会議員)22名(敬称略:順不同)
座長     逢沢 一郎(衆・岡山1区)
座長代理   塩谷 立(衆・静岡8区)
事務局長   三原 じゅんこ(参・神奈川)
事務局次長  宮澤 博行(衆・静岡3区)
幹事     黄川田 仁志(衆・埼玉3区)、山際 大志郎(衆・神奈川18区)、岩井 茂樹(参・静岡)

櫻田 義孝(衆・千葉8区)、  鈴木 淳司(衆・愛知7区)、  平口  洋(衆・広島2区)、  神山 佐市(衆・埼玉7区)、
石川 昭政(衆・茨城5区)、  堀内 詔子(衆・山梨2区)、  井林 辰憲(衆・静岡2区)、  山田 美樹(衆・東京1区)、和田 義明(衆・北海道5区)、 舟橋 利実(衆・北海道1区)、 上野 宏史(衆・比例南関東)、杉田 水脈(衆・比例中国)、
高村 正大(衆・山口1区)、  百武 公親(衆・比例北関東)

赤池 誠章(参・比例)

(関係省庁)警察庁    交通局運転免許課
       経済産業省 製造産業局自動車課
       国土交通省 道路局高速道路課
       NEXCO    NEXCO東日本 管理事業部
               NEXCO中日本 保全企画本部
               NEXCO西日本 保全サービス事業部

尚、AJからは、大村会長、土居副会長、石井専務理事らが出席した。